2016年08月03日

日に向かう。

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蝉の声に遠慮がちに
ゲリラ豪雨のニュースが聞こえていた。
民家のテレビから漏れ聞こえるそれとは対照に、
(僕)の目の前に広がっていた景色は…
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内房のとある砂浜。
7月も終わろうかという週末に、人影もほぼない。

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対岸に霞む富士山は直線距離でおよそ100km。
こうまで障害物が無いのも不思議な気がする。
右手に三浦半島、その奥は相模湾、おそらく写真の
真ん中は小田原あたりのはず。

雄大な光景に気圧されるように、海に背を向けた。
街中も人影はまばらだ。
都会の喧騒から離れる…なんて言葉がよぎるが、
残念なことに(僕)は都会の喧騒と言えるような中に生きていない。
まぁ…確かにここは、普段よりはかなり静かな場所だが。

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道路沿いの向日葵(ひまわり)。

向日葵というのは太陽を追って動くものだと思い込んで
いたが、それは若い成長期だけらしい。
完全に開いた花は常に東を向いたままだそう。
ちなみに花言葉は「あなただけを見つめる」。
そうなのか…。
だからちょっと横向いてるのね(涙)。

向日葵にソッポ向かれ、軽く落胆を抱えながら
しばらくすると、見覚えのある建物が。
テレビでも時折紹介される道の駅。
さすがに車の出入りが(他よりは)多い。
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涼もとったところで、
道の駅のすぐそばを流れる川に沿って歩く。
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ちょっとだけ、彩度を上げてみた。
この写真の見えていない右側あたりに
本気(マジ)が立っていそう…な気がしない?(笑)
なんか、立原あゆみっぽくて撮ってみた。

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このまま先に行けば、元の海に戻る。

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右手の山に雲が重なりだす。

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海へ戻ると、さっきまでの青空が
半分のみこまれたような絵になっていた。

「秋の空」なら、ことわざよろしく
変わりやすい事の例えだが、1時間程度の間に
ここまで変化を見せるとは、夏の空も侮れない。
そしてこの数分後、ゲリラ豪雨に見舞われる(泣)。


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足元の波が引き返すのを見るたび、気持ちがザワつく。
ありえないが、時間が巻き戻るような錯覚に陥る。
いつまでもアタマが子供なのだなと笑ってしまう。

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日が暮れる。
こんな夕景もあるのか。

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日が暮れる。
時間が巻き戻ったりは、しないのだ。

暮れる。
そして(僕)は とほ…
いや、そんなオチでは終わらせない(笑)。


大人になった向日葵は、たぶん次の朝日を待っている。
いや、待ち構えているに違いない。

                     …(僕)
posted by 管理人(僕) at 00:53| Comment(0) | 管理人(僕)
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