あのリンゴマークが6色の頃から、かれこれもう20年以上になる。
(日本人は7色と思ってるが、 虹の色の数は国や地域で違うらしい。)

きっかけは、チーフが“もう使わないから”と安く譲ってくれた
シャープの「書院」というワープロだった。液晶もカラーで、当時としては
かなりハイスペックな機種だった(ハイスペック好きのチーフが買ったので)。
しばらくいじって、タイピングがある程度出来るようになったら
俄然、パソコンとかいうヤツに興味が出てきた(笑)。
当時、チーフがWindows(95の頃だったか?)ユーザーで、ほかの先輩では
吉田窓がかなりMacにご執心で、勧められたように記憶している。
それもあって、あのふざけたようなリンゴマークが気になってきて…
当時はまだ八千代台にも支店があったラオックスでエントリー(入門向け)モデルの
Mac Performa(パフォーマ)の最終モデルが展示されていて、モニタとセットで
(確か、ざっと)30万。 さ…さんじゅ…うぅ(汗)。。。
そこからしばらく、ご多分に漏れず? 怒涛の如く“どハマり”していく。
今にして思えば、ずいぶん(¥)使っちゃったなぁ…ではあるけど、ま…
それはタラレバだし(汗)。
仕事柄、基本的にPhotoshopとか画像処理系しかしてこなかったので
Macを選んで正解だったし、最初にWindowsを選んでいたら
(申し訳ないが)早々に挫折していたかもしれない。
必要性というほどでもないが、事務所のコピー機のネットワーク環境が
Macに対応しておらず、コピー機にMac対応のEthernetカードを増設
すると、結構な金額になるとかって話から、お試しで中古のWindowsを
買ってみた。確かOSはXPになった頃だったかな? …しばらくして、
使い勝手からMacにWindowsを入れる方向に落ち着いた。
エミュレーターというやつ。当時「Soft Windows」とかってソフトだったか。
その後「Fusion」を経て、現在は「Parallels Desktop」。2011年モデルの
古いiMacでの使用だが、起動ディスクは外付けSSDだし、メモリ24GB
・CPUはCore₋i7。ストレスのスの字もない。コピー機も古いので、
WindowsもOSは「7」で使っているが、エミュレーターとは思えないくらい
起動も処理も早い(笑)。
バージョンアップ後も、まだWindowsには面白みがないのは変わらずで
これを一気に挽回したのは、バージョン「8」になってから。正直これには
“やられた”と思った。デザイン・操作性を一新し、まるで別物。
これまでのWinユーザーを切り捨てるようなGUIは、タブレットやスマホも
同じプラットホームにしてしまった。
この時ほどAppleを残念に思った事はない(大きなお世話だが)。
iPad・iPhoneを先行して世に出したのは良いが、これまでのmacOSとは相容れない
iOSに(僕)個人的には魅力を感じず、買ったものの大して使いもしないうちに
結局手放してしまった。今となってはタブレットもスマホもAndroid(笑)。
それと、win10の2in1のタブレットPCがあるのだけど、ちなみに
これが、タイトルにある“久しぶりにイライラした”Windows。
1年半くらい前のモデルだが、Winタブレットにキーボードがついてる
ような感じで、スペック的にもCPUはAtom 1.44GHz(でも確かクアッドコア)
メモリ2GB、HDD(eMMC)はなんと32GB!
…さ…32GBって、USBメモリじゃないんだぜ?(汗)
ま、そういった意味では、純然たるタブレットのスペック。なのにOSは
Windows10の64bit版。基本的にHPの表示チェックくらいのつもりで
買ったので、あまり使ってなかったのだけど、気が付いたら更新プログ
ラムすらまともにインストール出来ないくらい容量がなくなってしまって
インストール失敗&フリーズの連続。しまいにゃ、ぶん投げたろか!
…ってくらい、イライラ(笑)。
何度目かの失敗の挙句、以下のようなエラーが…


キーボード繋げてるのに画面の縦横も切り替えできなくなってるし…。

エラーコードを調べると、どうやら初期化はやむを得ない状態らしいというのは
わかったが、BIOS画面での操作も(慣れてないのもあるが)ネットの指南通りには
いかず、何度やっても青い画面「回復」に戻ってしまう。
初期化すらできない! これじゃハードオフ持ってっても査定に響く(汗)。
最近のPCは(Macもだけど)OSのインストールディスクというのがない。
HDD内にリカバリ領域というのがあって、初期化するときとかはその
リカバリ領域から立ち上げてメンテやインストール等が出来るように
なっている。…が、そのリカバリ領域すら起動できないではお手上げ。
別のPCでMicrosoftのサイトからリカバリーディスク作成用のOSを
ダウンロードするも、なぜかうまくDVDに焼けず、ダメもとでMacから
同じ作業でリカバリーディスクを作る。なぜか成功…ってか、理屈的には
isoファイルのディスクを作るだけなので、何のOSからでも問題ない。
それを使ってBIOS画面で起動ディスクを指定。→起動…… 成功!

やっとのことでリカバリー開始(この画面も横向いてるのを直してます)。
もっとも、データらしいものなんて入ってなかったので、無事直れば
ウィルスセキュリティを入れ直すくらい。
けっこうな時間がかかる。4GBくらいのOSデータをUSB2.0接続の
ドライブでインストールしてるのだから無理もない。

acer(メーカー)のロゴ。
リカバリーが終わり、再起動。いや、ちゃんと直ると思ってたよ!

…あれ? 文字がまだ直ってない?…(汗)
無事、初期化されたのは良いのだけど、…ちゃんと治ってない?
画面も縦のまま切り替わらず、縦横ちぐはぐなまま、なんとか
ポインタ(矢印)を操作してディスプレイの設定画面へ行き、縦横を
直すも、液晶のタッチも効かず、超低スペックなノートPCに変わり果て…(汗)。
…いやいや、これじゃ困る。ここまで来て他に手はないのか?…
ダウンロードして作ったディスクは、このPC専用のリカバリデータではないので、
最小限の構成しかインストールされなかったのか?…
いかんせん、この2in1PC、ネットは基本ワイヤレスなのでLANケーブル
を使えないので、Wi-Fiの設定が済んでない状態ではダイレクトに
アップデートすることも出来ない…ってか、Wi-Fi用のプログラムさえ
インストールされてないようだった。USB経由のLANアダプタがあったの
を思い出し、引き出しを探す。それでなんとか更新プログラムを
インストール出来た。その後、何度目かの再起動で、やっと元の状態に戻った。
あぁ…なんだかんだ、丸2日は費やしたかも…。
いわゆる工場出荷時状態に戻ったので、とりあえず使わないアプリや
なんかをアンインストール。なんとか3分の1程のCドライブの空きを確保。
これを保持しつつ、今後増えるであろうインストールデータや
ファイルの保管は64GBのmicroSDカードを差しっぱなしにして
割り当てておく。これでしばらくは大丈夫?…
それと、もうちょっと使ってやらなきゃ、ってコトで
今回、これはコイツを使って書いてます(笑)。
データはクラウドのOneDriveで共有するので写真加工とか重い仕事は
Macとかでやればいいし。

文章打つの、けっこうイイ感じ。持ち運ぶには、ちょっとだけ重い。
タブレット本体とバランスを保つためにキーボード側に重りが入ってる感じ?…
切り離してタブレットとして使う分には、こんなものかな?って重さ。
メモリ2GBの割には、ちょっとした動画見るくらいなら何の問題もない。
IPSなので液晶の映りもキレイだし(スピーカーはアレだけど…)。
いかにもサブマシン的な、安いPCなので割り切って使えば
それなりに使えるかな。実家顔出すときとか、わざわざMacBookAir
持ち出さなくても、コイツで十分。
今までかまってやらなくてごめんよ。
きっと拗ねたのだろうな(笑)。
…(僕)